餅ドリーミン

夢日記です

ぽんたの夢

Yちゃんたちと一緒に、どこかの施設に収容されている。東南アジアのような海外のホテルのようでもあり、昔通っていたスイミング・スクールのようでもあり、精神病院のようでもある。前に来たことのある地方都市のような、はたまたアメリカのような気もする。われわれは問題児なのでそこに収容されているらしい。

とにかく、われわれはそこから外に出られない。窓から中庭を見下ろす。中庭は高い柵で囲まれており、少しだけ草が生えている。収容されている者たちが運動するスペースだ。見ると、カピバラのような動物が何匹か走り回っている。カピバラかと思うが、よく見るとカピバラではないような気もする。そのカピバラのようなカピバラでないような動物の他にも、見たことのあるようなないような動物が何匹かいる。下に降りる機会があったので、柵に近づいて観察しようとする。カピバラのようなカピバラでないような動物が近づいてくるが、やはりカピバラなのかカピバラでないのか分からない。


その動物たちは、夕方五時になると檻に入れられる。檻は、赤い床の廊下にびっしり並んでいる。廊下は細く狭く、埃っぽくて不衛生な感じだ。われわれは怖々そこに行く。白衣を着た医者のような人が案内する。しかしそいつは悪い奴だということがなんとなく分かっている。


カピバラのいる檻を探して歩く。檻は、二段に重ねられているものもあり、窮屈そうにひしめき合っている。その中には、キリンのようなキリンでないような動物や、シカのようなシカでないような動物や、何かと何かが融合したような動物などがいる。暗い空間に反響する、動物たちのけたたましい鳴き声。立ち並ぶ檻の威圧感。建物の閉塞感。その中をわれわれは恐る恐る進んでゆく。そして、一番奥の檻には、クマとタヌキを融合したような動物がおり、横に「ぽんた」と書いてあった。