餅ドリーミン

夢日記です

震動のリズムを記録して文学賞に応募する人の夢/父が蛇を捌く夢/花の名前を調べる夢

東山仁王門のあたりを歩いている。東のほうがぼんやりとしている。親族の行事のようなものがある。
役所か大学の会議室のようなところで、小説を書いている人の話を聴いている。地震と連動する地のリズムのようなものがあり、それをそのまま記録して文学作品とし、文学賞に応募し続けているという人の話を聴く。そんな文学的技法もあるのかと思う。会議室には窓があり、いくらか緑があるうすぼんやりした外の様子が見えている。その窓の下あたりに、たしかに、地の振動を記録するらしき装置がある。装置はヴーン、ヴーンと一定のリズムで唸っている。普通は聞こえない音だが。

私も何か書かねばならないものがあるようである。それを気にしながら、東山のふもとのほうへ向かう。山に差し掛かる前の道の両脇に草むらがあり、草むらに蛇がいる。蛇は、蒼みがかった銀色の身体の腹側に赤い2本の線が縦に入っている。父が子供たちにその捌き方を教えており、私も聴衆の中に参加する。父は蛇の首の部分を捉え、腹側を皆のほうへ向け、ちょうど首から下を赤い線に沿って二枚に下ろすように切り裂く。蛇は口を開けている。その様子を文章に書かねばと思うが、それは罪であるような気もする。

その道のもう片側も草むらになっており、木の柵が続いている。くすんだ赤紫色の花が咲いており。その名前を調べ、母に教えねばならないと思う。花の周囲には綿毛のようなものも見える。支援学校に通う知的障害のある男の子と、その兄か弟がやってきて、私はふたりと話す。兄弟もその花の名前を訊く。