餅ドリーミン

夢日記です

小説を書いているが書き終われない少女の話を聴きその話を小説に書こうとする夢

「小説を書いているが書き終われない」という少女の話を聴く。

その子は、カドタさんという実在の男性が好きで、自分とカドタさんが両想いであることが分かって終わる小説を書こうとしているのだが、いつも物語の途中でカドタさんを殺してしまい、結末に辿り着かないのだという。たとえば、主人公が路地を歩いているときに民家の壁に揺れる影を見つめる風景描写を入れよう、と思いつく。そうするとそこで「影を見ていると死んだカドタさんを思い出した」という心情を記述してしまい、それ以上書けなくなるのだという。(小説の中で描写される民家の壁は、M町の坂の南側のKさんちのあたりである。)

私はその話を面白く聴き、その話自体が小説のようであると思い、自分が「小説を書き終われない少女の小説」を書いているようである。話が記憶にあるうちに早くアウトプットしなくてはと思い、大学の図書館か府の図書館のような大きな図書館の閲覧室に来る。図書館の資料棚の奥に広めの閲覧スペースがあり、そこで書き物ができるはずだが、先にトイレに行っておきたい。しかし、B1階とB2階は同じ構造になっているのに、トイレとコピー機はどちらかの閲覧室の奥にしかなく、どちらの階に行くべきか分からなくなってしまった。