餅ドリーミン

夢日記です

トロサーモンの寿司の夢

今は夏で、今夜から名古屋出張に行かねばならないのに、バタバタしていて何も用意をしていない。やっと重い腰を上げ、着替えを準備し始める。音楽を流すと、「髭」というバンドの曲が聞こえてくる(髭というバンドは実際あるが、その髭とは違い実在しないバンド)。ギタリスト(脱力した感じの青年)が作った「セキヤ工務店」という曲で、京都駅の隣に「セキヤ工務店」と赤と黒で書かれた大きく太い煙突があるのであるが(実際はない)、その情景に乗せて失恋を歌った曲である。

私は七条通を京都駅に向かう高速道路(実際はない)で、その曲を聴いている。聴いていると、実際に、京都駅ビルの隣に傾くようなセキヤ工務店の煙突が夕暮れの中に沈んでゆく光景が瞼に浮かび、見事だと思う。自分もこんな名曲を作れたら、配信でなくてCDで、しかも短冊CDでリリースしたい、と思い、持っていた竹色のノートに「今年の目標:8cmシングルの復活」と書く。

しかし車窓から入り込む光に反射して、自分で書いた文字がよく見えない。実家から神社へ行く道が、美学系の学会の懇親会場になっており、Sさんが必死で準備をしている。多くの皿にランダムに寿司が並んでいる。サーモンばかりの皿などもある。かなりよい寿司のようで、金がかかってると思う。私はその皿から、うまそうなトロサーモンをひとつ手づかみでむさぼるように喰う。一緒にいた友人が「ええの?」と言うので、「学会費払ってるからええねん!」と答えるが、学会費は払っていない。